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「英語をやり直したい!」
そう思って本屋へ行くと、英単語帳がズラリと並んでいて、こう感じませんか?
「結局どれを選べばいいの?みんな“ターゲット1900”とか言ってるけど……」
「“TOEIC用”って書いてあるけど、英語初心者にも使えるの?」
「前に買った単語帳、3日で使わなくなったし……また同じ失敗しそうで不安」
実は、多くの人が英語学習でつまずく原因は「単語帳選び」にあります。
というのも――
・学習目的に合っていない(TOEIC対策なのに中学レベルの単語帳を買う)
・レベルが合っていない(英語苦手なのに難関大受験用を選んでしまう)
・続ける設計がない(音声・例文なし、面白くない、飽きる)
つまり、「自分に合っていない単語帳を選ぶ=英語が嫌いになる」んです。
そこでこの記事では、下記について詳しくまとめました。
・英語に苦手意識がある社会人におすすめな単語帳
・タイプ別に「自分に合う単語帳」
・ 失敗しない学び方・挫折しない工夫
たった1冊、自分に合った単語帳を選ぶだけで、英語学習がもっと楽しくなりますよ!

TOEIC900超 × 英語学習習慣化アドバイザー
まなぶ
元・英語アレルギーの会社員。英語力ゼロで社会人留学 → 帰国後にTOEIC905点を取得。 現在は、マーケティング職で「英語×ビジネス」を武器にキャリアアップ中。 忙しくても続く英語学習法を研究し、3年間毎日英語学習を継続中。 自分自身の失敗と試行錯誤をベースに、英語初級者がゼロからやり直すためのロードマップを発信している。 X(旧Twitter)・note・ブログにて「勉強が続かない人に寄り添う発信」を展開中。 英語が苦手なあなたでも、続けられて、話せるようになる。それを証明してきたひとり。
英語初心者が単語帳で失敗する3つのパターン
英語をやり直そうと思って最初に選ぶ教材といえば、単語帳。
でも実は、この「最初の1冊」が、その後の継続や成果に大きく関わってきます。
私自身、かつては単語帳を片手に、ひたすら暗記ばかりしていました。
TOEICのスコアも伸びず、「こんなにやってるのに…」と悩んだ時期もあります。
でも、あるとき海外を旅して「もっと人と繋がりたい」「言葉で世界が変わる」と痛感し、本気で学び直す決意をしました。
その経験を通じて気づいたのは、多くの人が「自分に合わない単語帳選び」で挫折しているということです。

ここでは、英語初心者だった頃の自分の失敗もふまえて、
よくある“つまずきパターン”と、その原因をリアルな体験を交えてお話ししていきますね。
1. いきなりレベルが高すぎる単語帳を選ぶ
「英語をやり直すなら、有名な単語帳を使わなきゃ」
と思って、ターゲット1900やシステム英単語のような大学受験・TOEIC上級向けの単語帳を選ぶ人は少なくありません。

実は、私も最初は“有名な単語帳=正解”だと信じて、真っ先にターゲット1900を買っちゃいました。
でも、結果はあっけなく撃沈。
初心者にとっては抽象的な例文、知らない単語だらけ、音声サポートも物足りない。
今振り返ると、あの本は「ある程度の文法知識や語彙の基盤」がある学習者向けに作られていたんですよね。
当時の私は、中学英語もあやふやな状態。完全に“背伸び”をしていたわけです。
単語帳って、見出し語のレベルや例文の作り方次第で、挫折リスクがまったく変わってきます。
特に英語に苦手意識がある人ほど、「いきなり難しい単語帳」は避けた方がいい。
“やる気”よりも“相性”が大事だと痛感しました。
2. 単語だけ覚えようとして文脈がない
私が最初に英語学習に本腰を入れたとき、とにかく「単語を覚えなきゃ」と思って、ひたすら暗記に走っていました。
単語帳の見出し語と日本語訳を、機械的に書いて覚えるスタイルです。
でも、いざ使おうとすると全然出てこない。
“get”が「得る」とは知っていても、“get used to”とか“get along with”になると意味が分からないし、会話でも使えない。

丸暗記では「実際に使える語彙」になっていなかったんです。
特に社会人の英語やり直しでは、知識よりも「使える語彙を増やす」ことが目的。
そのためには、ただの単語リストではなく、文脈や使用シーンとセットで覚えられる単語帳を選ぶべきだと痛感しました。
例文が豊富で、実際の会話やビジネスシーンを想像しやすい構成のものを選びましょう。
それだけで単語が“意味”から“使える表現”に変わっていきました。
3. 何冊も買って、結局どれも終わらない
昔の私はまさにこれでした。
「この単語帳、ちょっと合わないかも……」
そう思っては別の本を手に取り、気づけば3〜4冊の単語帳が中途半端なまま積まれている…。
どれも最後まで使い切れていないから、手応えもないし、だんだん英語そのものがイヤになってしまう。
これは、英語学習でよくある“迷走パターン”の一つです。
原因はたいてい「最初の選び方」

レベルが合っていなかったり、内容が難しすぎたりすると、
途中で飽きたり、しんどくなって挫折してしまうんですよね。
せっかくやる気を出して始めたのに、気持ちが折れてしまうのは本当にもったいないです。
私が実感したのは、「まずは1冊、やり切ること」。
これが英語力を伸ばすいちばんの近道でした。
単語帳には“万人にベスト”なものなんてありません。
選ぶ基準は、「レベル」「目的」「自分の学び方」に合っているかどうか。
ちゃんとハマる1冊が見つかれば、それだけで英語学習がずっと楽になります。
大切なのは、「続けられるか」「実際に使える場面をイメージできるか」。
そこがピッタリ合えば、英語がグンと身近になるはずです。
タイプ | 特徴 | 向いている単語帳の例 |
完全初心者 | 中学英語から不安がある、文法用語にも抵抗がある | 『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』 『中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本』 |
リスニング重視型 | 海外ドラマや映画から学びたい、耳から覚えたい | 『キクタンEntry』 『毎日の英単語』 『海外ドラマはたった350の単語でできている』 |
TOEIC対策型 | キャリアや昇進のためにTOEICスコアが必要 | 『銀のフレーズ』 『金のフレーズ』 『キクタンTOEIC』 |
楽しく継続型 | 勉強アレルギーがある、机に向かうのが苦手 | 『語源図鑑』 『イラストで覚える英単語』 『mikan』 |
たとえば、「学生時代から英語がトラウマ」という人なら、語源図鑑やイラスト系で楽しく学べるものを。
逆に「TOEICで早くスコアを上げたい」なら、出題傾向に特化した単語帳を1冊、集中してやりきるほうが成果につながります。

ここが明確になるだけで、迷走せずに済みますよ!
英語初心者・社会人におすすめの単語帳7選【タイプ別】
目的別・レベル別に「続けられる」「成果が出る」と評判の高い単語帳を、タイプ別に厳選しました。
ここでは、実際の使用者の声や、初心者がつまずきやすいポイントを考慮して選んでいます。
① 中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本

対象:中学レベルはざっくり知ってるけど復習したい人/時間がない社会人
特徴 | 内容 |
学習ペース | 1日ごとの学習量が決まっているので、迷わず進められる |
復習設計 | 週ごとの確認テストで、定着度をチェックできる |
学習方法 | 音声・例文・見出し語の3点学習で、効率的にインプット可能 |
「1ヶ月で1000語なんて本当に覚えられるの?」
私も最初はそう思いました。ですが、実際に使ってみると、“続けられる”ための工夫がしっかり詰まっていました。
私自身もTOEIC学習を始めたばかりの頃にこの1冊を使い、語彙の基盤を整えました。おかげで長文がスラスラ読めるようになり、スコアも安定して伸びました。

忙しい中でも「やることが明確」で「成果が実感できる」構成なので、
英語学習に苦手意識がある社会人にも安心しておすすめできます!
② 毎日の英単語 日常頻出語の90%をマスターする

対象:日常英会話を効率よく身につけたい初心者
特徴 | 内容 |
シチュエーション別 | 「生活」「食」「健康」など場面別に単語を分類 |
頻出語カバー | 日常会話で使われる語彙の90%を効率よく習得可能 |
実用表現 | 爪切り、白菜など、日本の教科書では学びづらい語彙にも対応 |
英語ネイティブが実際に日常生活で使う単語に特化した実用派単語帳。
「学校では習わないけど、リアルな会話では必須」な語彙を、場面別に効率よく学べます。

ネイティブが自然に使う語彙を知りたい人や、会話重視の初心者におすすめ。
「単語は知っているのに会話が成立しない…」と悩んでいる人におすすめです。
③ 銀のフレーズ(TOEIC)

対象:TOEICでまず600点を目指す社会人
特徴 | 内容 |
頻出語厳選 | TOEIC頻出語をシーン別に厳選 |
情報量 | フレーズで覚える構成。語義・例文・応用がまとまっている |
スマホ連動 | 音声アプリと連動し、通勤学習にも最適 |
「何からやればいいかわからない」というTOEIC初心者がまず手に取る定番です!
「金のフレーズ」は難易度が高すぎるので、まずは「銀のフレーズ」から始めましょう!

キャリアアップや転職を見据えて英語を再開した人にとって、
「最初の成功体験」ができる一冊です!
④ キクタン Entry

対象:耳から覚えたい人
特徴 | 内容 |
音で学ぶ | 音楽のリズムに乗せて単語を耳から覚える構成 |
スキマ学習 | 通勤・家事中など「ながら学習」に強い |
継続性 | テンポよく進められるので飽きにくい |
「単語は書かないと覚えられない」と思っていた私にとって、この“耳で覚える”スタイルは新鮮でした。
実際、日常で英単語を書く場面は少ないので、音で覚える方が効率的だと実感しています。

通勤や家事の合間に音声を流しておくだけでも、しっかり記憶に残るのがこの本の強みです。
⑤ 高校入試 超効率 中学英単語1200+英熟語200

対象:「いろいろやってみたけど、結局抜けが多い」と感じている人
特徴 | 内容 |
出題頻度順で掲載 | 頻出語→基礎語→補足語と段階的に学べる構成。 無理なく定着。 |
英熟語も同時収録 | 英単語とセットで覚えることで、 実践的な理解力が身につく。 |
音声付き&3種の再生方法 | QRコード・Webダウンロードなど、 スキマ時間にも学べる工夫あり。 |

中学英語の基本を短期間でしっかりと固めることができるので、
TOEICや英会話のステップアップにもつながります。
⑥ 海外ドラマはたった350の単語でできている

対象:エンタメ好き/楽しみながら英語を学びたい人
特徴 | 内容 |
厳選語彙 | 実際のドラマに頻出の語彙350語を収録 |
実用例中心 | セリフ・シーン別の例文付き |
楽しさ重視 | エンタメを学習に変える設計が魅力 |
「勉強っぽさゼロ」で始めたい人にこそ刺さる一冊。
私もNetflixで字幕付き学習していた時期、この本が軸になりました。

「英語=勉強」を脱したい人におすすめ!
楽しく学ぶことで、長く続けやすくなります!
⑦ アプリ派におすすめ:mikan

発音の確認がしやすい
すべての単語にネイティブの発音が収録されており、リスニング力の向上にも役立つ。
苦手単語が重点的に学習できる
間違えた単語や知らない単語をアプリが自動で記録してくれる
対象:手軽に始めたい人/通勤・通学中にスキマ学習したい人
特徴 | 内容 |
スマホ完結 | 自分のレベルや目標に合った単語帳を選べる |
復習設計 | 忘却曲線を意識した復習タイミング通知 |
習慣化 | 1日5分からでもOK。継続率が高いのが特徴 |
「単語帳開く気力がない日でも、アプリならできる」
そんな時に救ってくれるのがこの学習アプリです。

継続に自信がない方も「できた」を積み上げられる仕様になっており、モチベ維持に役立ちます!
英単語帳、どう使えば「ちゃんと身につく」の?
単語帳って、買っただけで満足して終わる・・・
そんな経験ありませんか?
私も昔そうでした。
でも、少し工夫するだけで、ちゃんと続けられるし、英語がスッと頭に入ってくるようになるんです。
ここでは、私自身の経験も交えながら「挫折しない・記憶に残る」使い方のコツを紹介します。
1. 最初は「英→日」だけでOK
まずは、「英単語を見て意味がわかる」状態を目指しましょう。
最初から「日→英」もやろうとするとハードルが高くて、私も何度も挫折しました。

英→日で“なんとなくわかる”を積み重ねていくのが、最初の一歩としておすすめです。
2. 1日10語 × 15分で十分|ペースを決めるだけで楽になる
「毎日やらなきゃ…」と意気込むと、続きません。
私がうまくいったのは「朝10語だけ、通勤前に10分だけ」って決めたとき。
スマホのリマインダーやカレンダーにチェックをつけて、少しずつ積み上げていきました。
3. 書いて覚える?聞いて覚える? → 両方ちょっとずつやってみよう
どっちが正解、というより「どっちもやると記憶に残りやすい」です。
私はまずノートにサッと書き、そのあと音声を聞いてシャドーイング。

目と耳と口、ぜんぶ使うと、自然に単語が身につきました。
4. 「覚えたつもり」は危険。5回はやろう!
1回で覚えようとするのは無理です(笑)
何周も同じ単語に出会うことで、「あ、またこれか」と脳が反応してくれます。

私も最低5周を目安にしていて、
1周目で分からなかった単語も、3〜5周目にはちゃんと定着してきました。
5. 声に出すと定着力が一気に上がる
ただ読むだけより、声に出すと驚くほど頭に残ります。
特に「音読+シャドーイング」の組み合わせは最強。私は『パワー音読』という本を使って、英語がスッと口から出るようになりました。スピーキング力も上がって一石二鳥です。

「覚える」って、実はテクニックより“やり方の工夫”の方が大事だったりします。
合っている方法を見つけるだけで、英単語学習がぐっと楽になりますよ。
まとめ|最初の1冊で、英語学習のリズムが変わる

英語のやり直しは、「どの単語帳を選ぶか」でその後の続けやすさが大きく変わります。
実は、続けられない人の多くが「レベルが合っていない」「使いづらい単語帳」でつまずいてしまっているんです。
たとえば有名な『ターゲット1900』や『金のフレーズ』も、決して悪い本ではないのですが、英語初心者にとっては「ちょっとハードルが高い」と感じることも。
だからこそ大事なのは、「今の自分に合っているか?」という視点。
この記事で紹介した7冊は、どれもタイプや目的に合わせて厳選したものなので、まずは気になった1冊から始めてみてください。
完璧に覚える必要はありません。
目標は「最後までやり切る」こと。
1冊をやり切った経験は、次への大きな自信になります。
力を伸ばしたい人へ|次のステップも意識してみよう
- 基礎単語 → 例文・音読 → TOEIC用単語帳へ
- 単語学習 × 音読やシャドーイング → スピーキングやリスニング力の土台づくりに
続けていけば、「知ってる単語」がどんどん増えて、ニュースや映画も自然と理解できるようになりますよ!
最初の1冊選びが、英語学習の楽しさに火をつけてくれます。
本気で英語をやり直したい方へ

もし独学に限界を感じたら、「英語コーチング」も検討してみてください。
自分専用のカリキュラムと専属コーチによる伴走で、
・継続のモチベーション維持
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