「英語を話せるようになりたいけれど、何から始めれば良いか分からない」
「独学では続かない」
「自分には無理かもしれない」
そんな悩みをお持ちの方はいませんか?
本記事では、英語が苦手な初心者でも、効率的に英会話スキルを伸ばすための方法を徹底解説します。
英語を話せるようになるには、「正しい方法」よりもまず「続ける仕組み」を作ること。
結局は、最後まで続けられた人が勝ちです。
この記事では、英語が苦手な初心者でも無理なく続けられる具体的な勉強法を、私自身の実体験をもとに詳しくご紹介します。
「英語を話せるようになりたい!」と思ったその気持ちを、今度こそ形にしていきましょう。
私が実践した、確実に力がつく勉強法をぜひご覧ください。

TOEIC900超 × 英語学習習慣化アドバイザー
まなぶ
元・英語アレルギーの会社員。英語力ゼロで社会人留学 → 帰国後にTOEIC905点を取得。 現在は、マーケティング職で「英語×ビジネス」を武器にキャリアアップ中。 忙しくても続く英語学習法を研究し、3年間毎日英語学習を継続中。 自分自身の失敗と試行錯誤をベースに、英語初級者がゼロからやり直すためのロードマップを発信している。 X(旧Twitter)・note・ブログにて「勉強が続かない人に寄り添う発信」を展開中。 英語が苦手なあなたでも、続けられて、話せるようになる。それを証明してきたひとり。
英語が話せるようになるために必要な基礎知識

記憶の仕組みを理解しよう
人間の記憶は「短期記憶」から「長期記憶」へと移行して定着します。
短期記憶はすぐに忘れてしまいますが、長期記憶は自転車の乗り方のように、一度覚えるとほぼ忘れることはありません。
短期記憶と長期記憶の違い(比較表)
短期記憶と長期記憶の違いを表にまとめてみました!
項目 | 短期記憶 | 長期記憶 |
記憶の持続時間 | 数秒〜数分 | 数日〜数年、または一生 |
容量 | 少ない(7±2個の情報まで) | ほぼ無限 |
定着方法 | 繰り返さないとすぐ忘れる | 繰り返し・関連づけ・感情で強く記憶に残る |
役割 | 一時的な処理、判断、行動に使う | 知識・スキル・経験として蓄積 |

「昨日の夜ご飯、何を食べたっけ?」
——すぐに思い出せないのは、それが“短期記憶”だからです。
短期記憶はその場しのぎの記憶なので、数時間〜数日で忘れてしまいます。
試験前に一夜漬けで詰め込んだ内容も、あっという間に抜け落ちてしまいますよね。
一方で、「自転車の乗り方」を何年たっても覚えているのは、“長期記憶”に定着しているから。
たとえ1年ぶりでも「乗り方が分からない!」とはなりません。
体が自然に覚えているからです。
英語も同じです。毎日少しずつ繰り返して、“英語の話し方”を長期記憶に刻み込みましょう。
「体で覚える」レベルになれば、忘れることはなく、どんどん使える英語になりますよ!
シーン | 短期記憶 | 長期記憶 |
日常 | 一時的に覚えた買い物メモ、見た夢 | 自宅の住所、誕生日、家族の名前 |
英語学習 | 単語帳で1回だけ見た単語、初めて聞いたフレーズ | 毎日使う基本単語、実際に会話で使った表現 |
仕事 | 会議中にメモせず聞いた指示、口頭で聞いたToDo | よく使う業務マニュアル、何度も繰り返す操作手順 |
「短期記憶」→「長期記憶」に変えるには?

英語を本当に「使える力」に変えるには、記憶を“長期記憶”として脳にしっかり定着させる必要があります。
では、どうすれば短期記憶を長期記憶に変えられるのでしょうか?
ポイントは「繰り返す」「使う」「つなげる」こと。
以下の方法を意識することで、記憶にしっかり根付き、忘れにくくなります。
方法 | 説明 |
反復学習 | 翌日・数日後・1週間後など、繰り返し復習する |
アウトプット | 書く・話す・教えるなどで、記憶を使ってみる |
ストーリー化 | 経験や感情に結びつけると、記憶に残りやすい |
関連づけ学習 | 既に知っている情報とつなげて覚える(例文で学ぶ) |
英語を話せるようになるための7つの勉強ステップ
毎日必ず英語に触れる

英語学習を始めたばかりの頃、私は「とにかく毎日少しでも英語に触れよう」と決めました。
時間帯 | 実施内容 | 使用アプリ・ツール | 工夫・ポイント |
朝 | 起きてすぐ英会話 | ネイティブキャンプ | 目覚まし解除後30秒以内にベッド上でスタート(カメラオフ) |
通勤中 | 単語・文法学習 | Duolingo / スタディサプリ | スマホでスキマ時間を活用、乗車と同時に開始 |
昼休み | 単語・文法復習 | Duolingo / スタディサプリ | 1分だけでもOK、とにかく始めることで続きやすくなる |
夜 | 帰宅後すぐ英会話 | ネイティブキャンプ | スーツを脱ぐ前に即スタート、後回しにしないルール |
きっかけは、日本を旅行中の外国人に話しかけられたとき、まったく返事ができずに悔しい思いをしたからです。
そこから「英語を全力で勉強しよう!」と思い立ち、今では完全に生活の一部になりました。
朝は目覚ましを止めた30秒後にはベッドの上でネイティブキャンプの英会話をスタート。
カメラオフで始められるので、パジャマ姿でも問題なしです。
Duolingoやスタディサプリでちょっとでも空いた時間があれば単語と文法を覚える
夜は帰宅後すぐ、スーツを脱ぐ間にもう一度ネイティブキャンプで英会話。
このタイミングを逃すと、面倒くさくなって絶対に後回しになるので「帰宅即スタート」はマイルールです。
正直、自分はかなり意志が弱いタイプなので、「やるかやらないか」の判断をしないようにしています。

毎日決まったタイミングで“歯磨きみたいに”英語に触れるようにしたら、驚くほど継続できるようになりました。
続けていくうちに、外を歩いているときにふと聞こえる外国人の会話が理解できたり、「この看板って英語だとどう言うんだろう?」と自然に考えるようになったりと、“英語脳”が育っているのを実感しています。
この習慣は、かつての私のように「どうしても続けられない」「3日坊主になりがち」という人にこそ試してほしいです。
ルーティン化さえできれば、誰でも英語を日常に溶け込ませられますよ。
英語ノートをつくる

勉強方法はいろいろ試しましたが、最終的にハマったのが「英語でまとめノートをつくる」こと。
といっても、紙のノートではなくNotionというアプリを使って、日々の旅の記録や出来事を“英語だけで”書き留めるようにしています。
最初は英語があってるかも分からず不安でしたが、とにかく自分の言葉で書いてみることが大切。わからない部分はChatGPTに添削してもらえばOKです。これを続けることで、「あ、自分こういうとき英語でなんて言えばいいんだろう?」という瞬間がどんどん減っていきました。
結果として、会話の引き出しが増えたり、自分の普段使う言葉を英語にする感覚が少しずつ身についてきたと感じています。
この方法は、特に「参考書は飽きて続かない…」という人におすすめです。
自分の日常をベースにした学習なので、飽きにくく、続けやすいのが魅力です。
ただし、英語がまったくゼロの人は、まず単語と文法を一通りやってから取り入れると、より効果を実感しやすくなります。
翌日に必ず復習する

英語を効率よく定着させるためには、「翌日の復習」が欠かせません。
私はこの復習を“ルール化”によって習慣として定着させました。
項目 | 内容 |
復習方法 | 英会話レッスン直後にその日の内容を復習/次のレッスンで必ずアウトプット |
タイミング | 授業終了直後/アプリでの学習内容は次回レッスンで即使用 |
継続のコツ | すべてを「ルール化」して面倒くささを感じない設計に |
実感できた効果 | 覚えた単語やフレーズを忘れなくなった/即アウトプットで定着率向上 |
おすすめしたい人 | 復習をサボりがちな人/覚えたことをすぐ忘れてしまう人 |
例えば、英会話レッスンが終わった直後にその日のフレーズを振り返り、次のレッスンで「必ず1つ以上使う」と決めています。
これを続けたことで、インプットした知識が驚くほど記憶に残るようになり、「覚えたつもり」がなくなりました。
面倒くさいと感じたことは、実はあまりありません。
それは、「時間が経つと面倒になる」という自分の性格を踏まえて、復習タイミングを“即”に固定しているからです。
私にとって面倒くささは、仕組み化に失敗したサイン。
だからこそ「思考しない」「迷わない」復習ルールを決めて、日々淡々とこなすことを意識しています。
単語はメモ&繰り返し

新しく出会った単語やフレーズは、その場でNotionに即メモ。
これが私の語彙力を伸ばす習慣のベースになっています。
スマホ1台あればいつでもどこでも確認できるので、通勤中でも昼休みでも、スキマ時間にサッと見返せるのが大きなメリットです。
項目 | 実践内容 |
使用ツール | Notion(スマホ常備なので即確認できる) |
記録内容 | 1日単語30語+フレーズや例文も随時追加 |
見返しタイミング | 通勤中/休憩中/英会話前後など随時 |
語彙増加の実感 | 言いたいことが自然と出てくる瞬間 |
続けるコツ | 「持ち運べる/忘れない」ツール選びが重要 |
1日に記録する単語数は平均30語ほど。
単語だけでなく、英会話中に出てきた面白いフレーズや「これ自分も使いたい」と思った表現も一緒に書き留めています。
特に効果を感じるのは、実際の英会話中に「今、自然にこの単語が出てきた!」と実感できた瞬間。
アウトプットに直結していると感じると、モチベーションもぐっと上がります。
紙のノートでもアプリでも、使いやすいツールで構いません。
重要なのは「どこでも確認できる」こと。自分の生活動線に馴染む形で続けられる方法を選びましょう。
習得した内容で簡単な文を作る
私は、英会話レッスンの前後や寝る前のちょっとした時間に、日常の出来事をテーマに英文を作るようにしています。
たとえば「今日はどんな一日だったか」や「さっきあの人と話したことって、英語でどう言えばいいんだろう?」と疑問に思ったタイミングで、Notionにメモを残すスタイルです。
作った英文はChatGPTに添削してもらい、正しい表現やより自然な言い回しを学びます。
すると、普段の生活でもふと「これ英語で言えるかな?」と考える癖がつき、英語が身近なものとして定着してきました。
この習慣を続けて感じたのは、「話すために覚える」という目的意識があることで、
単語や文法がより深く記憶に残るということ。
英語を「学ぶ」から「使う」に切り替えたい方にこそ、この方法はおすすめです。
自分の英語を録音して聞き返す

ちょっと恥ずかしいけど、スピーキングがグンと上がります!
「自分の英語がどう聞こえているのか」を客観的に把握するには、録音して聞き返すのがいちばん効果的です。
私はネイティブキャンプを使っていて、レッスン中の音声が自動で録音される機能を活用しています。
レッスン後には、自分の発音や抑揚をネイティブの先生と比べながらチェック。
普段YouTubeなどで聞いているネイティブ英語と自分の発音の違いを意識するようになりました。
特に感じたのは、「間違った発音」は自分ではなかなか気づけないということ。
先生が指摘してくれることもありますが、限界があります。
その点、録音を聞き返すと「あれ、ここ変だったかも」と自分で気づけるようになります。
自分の成長を耳で実感できるので、英語学習のモチベーションも上がります。
発音に自信がない人や、成長の手応えを感じたい人にはとてもおすすめの方法です。
英会話の実践機会を取り入れる

「意外と私話せるかも!?」を知る機会になります!
英語学習の上級者編として、ぜひチャレンジしてほしいのが「街中で外国人に話しかけてみる」ことです。
例えば、観光客っぽい人に「Do you need help?」と声をかけてみたり、コンビニの外国人店員さんに「Have a great day!」「Thank you!」と一言添えるだけでも立派なアウトプットです。
実際に私も、オンライン英会話でかなり話せるようになったと思っていたのに、いざリアルで外国人と話す場面になると、緊張して言葉が出てこなかったという経験があります。
オンラインと対面では緊張感がまるで違いますし、表情や間の取り方など、実際に人と会って話すからこそ見える課題もあります。
英語を学ぶ目的が「人と話せるようになること」なら、ぜひ一度、勇気を出してリアルでの会話に挑戦してみてください。
駅や観光地、カフェなど、意外と身近に「英語を使えるチャンス」は転がっています。
ちょっとの勇気が、英語の自信を大きく伸ばしてくれますよ。
英語を話せるようになるには?効果的な習慣と考え方

完璧主義を捨てる
英語を話すとき、「間違えたらどうしよう」「恥をかきたくない」と思ってしまうのは当然のことです。

私も、初めてニューヨークを旅行したとき、現地で話しかけた英語がまったく通じず、かなり落ち込んだ経験があります。
当時は「正しく話さなきゃ」「文法ミスは絶対NG」と思い込んでいて、完璧に話そうとするあまり逆にぎこちなくなっていたのかもしれません。
でも、しばらくニューヨークで過ごしているうちに気づいたんです。
そもそも“完璧な英語”なんて存在しないということに。
世界中から人が集まるこの街では、英語のアクセントも表現も人それぞれ。
流暢じゃなくても、アクセントが強くても、誰も怒らないし、むしろ普通に会話が成り立っています。
英語はあくまで「ツール」であって、「完璧に話すための試験」ではありません。
伝えようとする姿勢があれば、それで十分に価値がある——そう思えるようになってからは、気持ちが楽になり、英語を話すことがぐんと楽しくなりました。
失敗を恐れて口を閉ざしてしまうのは、もったいないことです。
むしろ失敗の数だけ、英語力は着実に伸びていきます。
明確な目的意識を持つ

「旅行先で使いたい」「キャリアアップしたい」など、英語を話せるようになりたい理由を明確にすることで、モチベーション高く英語学習に撮り続けられます。
日々の学習が“自分の未来”と繋がっている感覚が大切です。
私が英語を学び始めた一番の理由は、「今まで見たことのない世界を見てみたい」という思いでした。
旅行や異文化体験はもちろん、将来的には海外で働いたり、世界中の人たちと関わりながら生きていきたい——そんな夢がきっかけです。
実際、英語学習に挫折しそうになったときも、「その目標」を思い出すことで気持ちを立て直せました。
「これを乗り越えれば、あの景色に出会える」「あの国の人と話せる」——そう考えると、不思議と前向きになれました。
最終的には、英語というツールを使って、世界中の人とつながりながら、いろんな経験を積みたい。
そして、日本で生まれ育った自分だからこそ感じられる“日本の良さ”を、世界に向けて発信できるようになりたいと思っています。
英語は自分の夢を叶えるためのツールなので「続けられない」ハズはありませんよね??
英語を生活の一部にする


英語学習を継続するうえで、私が最も効果を感じたのは「英語を日常に組み込むこと」です。
英語学習が「やるかどうかを判断するもの」ではなく、「歯磨きや風呂と同じ、日常の一部」として自然に定着してきました。
義務感ではなく“当たり前の習慣”にすることで、ストレスなく続けられるようになります。
英語学習が続かないと悩んでいる人には、ルールを決めて習慣化するアプローチを強くおすすめしたいです。
【3つだけでOK】初心者におすすめの英語学習アプリ・サービス
実際に使って良かったアプリ
私が英語学習で特に役立ったアプリは、「Duolingo」「スタディサプリENGLISH」「ネイティブキャンプ」の3つです。
Duolingoは、ゲーム感覚で楽しく学べるのが魅力。クイズ形式で飽きずに続けられ、単語やフレーズの語彙力アップに効果的です。
スタディサプリENGLISHは、文法や長文読解に強いアプリ。ストーリー形式の会話練習もあり、実践的な英語力が身につきます。
ネイティブキャンプは、初心者にとてもやさしいオンライン英会話。予約不要で24時間レッスンが受けられるので、生活リズムに合わせて学習を習慣化しやすいのが特長です。私は特に、日本人講師のレッスンで安心してスタートできたのが良かったです。
これら3つのアプリを目的や気分に合わせて使い分けることで、英語学習を無理なく継続できました。
初心者の方にも、自信を持っておすすめできます。
まとめ|英語を話せるようになるには「継続」と「実践」がすべて

英語を話せるようになるには、特別な才能は必要ありません。
毎日少しずつでも英語に触れ、記憶の定着を意識しながらアウトプットを重ねることが大切です。
そのためには、自分のライフスタイルに合った学習方法を選ぶこと。
今回紹介した内容を取り入れれば、無理なく、そして確実に「話せる自分」に近づけます。
今日から始める小さな習慣が、未来の大きな成果に繋がります。
よくある質問(FAQ)
Q. 独学でも英語は話せるようになりますか?
A. はい、継続と正しい手法があれば独学でも十分に可能です。特にアプリやオンライン教材の活用が鍵となります。
Q. 英語を話せるようになるまでに何年かかりますか?
A. 個人差はありますが、日常会話レベルなら半年〜1年が目安です。毎日少しずつでも学習を続けることが重要です。
Q. 文法を先に学ぶべきですか?
A. 文法も大切ですが、まずは「使う」ことが優先。後から文法を学ぶ方が、理解度が高まりやすいという声も多いです。
Q. 英会話教室に通わなければ話せるようになりませんか?
A. いいえ、教室に通わなくてもオンライン英会話やアプリを使えば効果的に学べます。
Q. 英語が苦手な私でも続けられますか?
A. 苦手意識がある方こそ、楽しく続けられる工夫が重要です。ゲーム性のあるアプリや、短時間の学習でOKな教材を選びましょう。